カリフォルニアのバイク免許を日本のバイク免許にする(第3話)
前回は外国免許移行の書類審査を通過。今回は幕張の運転免許センターで千葉県交通安全協会の二輪車安全運転講習を受けるの巻です。
前回はこちらです。
安全運転講習会の当日
安全運転講習会は幕張運転免許センターのコースで週末行われます。週末なので、センター内でごはんが食べられる場所がお休みであるため、昼ご飯は事前にコンビニで買っていきました。(申し込み時にも事前に買ってくるように勧められました)
朝、免許センターに到着し、センターの門で書類を見せて安全運転講習会に来た旨を告げて入場。そして二輪試験場の棟の指定教室に集まり、準備を行います。
(場内の写真撮影は禁止と書かれていたので、Google Mapを掲載)
まずは反復練習
そして練習場所に。バイクはCB750(だったような)と、あまり公道ではお目にかからないホンダの750cc(教習用?)のどちらかを指示されたほうに乗ります。
記憶では2班に分かれて、自分の班は午前中は、下記のような感じで一本橋、波状路、スラローム、急制動を繰り返し練習しました。
恥ずかしながら、大型のバイクでこのような練習をするのは今回が初めて。カリフォルニアの教習では250ccのバイクだったので重量が軽く、力ずくでバイクを運転できるが、大型となるとやはり勝手が違うので、これはこれで面白い。
そしてコースの暗記と試験コースでの練習。
午後からはお待ちかねの試験コースでの練習。本番の試験ではコースは2パターンあるらしく、本日はそのうちの1パターンを集中して練習します。まずはコースの暗記をするのですが、はじめは試験コースを暗記なんてとてもできない、と思っていましたが、続けていると意外に覚えてくるものでした。
どこで何をどうするのかを体得する
乗車する前はどう安全確認をする、乗車するときはどちらの手でどこを持つ、どちらの手でミラーを直す、その時はリアブレーキはどうする、どのタイミングで安全確認する、どのタイミングでウインカーを出す、発進するときはどちらの足がついているべきか、このカーブはこのラインで曲がる、ここは何速で走る等々・・・。
そんなことまで気にするの?という疑問は持たずに、ムキになって覚えました。
そして、走行中は課題を連続して行うので、考えて行動するというよりは、もう課題が終わったら次の課題に向けた体制に入るということを反射神経的に体得していくという形でした。
どうしてもクランクが苦手
なぜかクランクだけが苦手で、足を付いてしまうことが多々ありました。練習の流れもあるので、何度もクランクだけを練習させてもらうことができず本試験での不安要素でした。
他の人の一本橋をみてカウントしてしまうクセがつく
確か講習の一番最後に、本試験っぽく一人ずつ試験コースを運転をした記憶があります。
順番が来るまで他の人が運転しているのをコース外から見るのですが、「そっちの手でミラー調整していいのかな・・・」とか、「障害物よけるタイミングが早いんじゃないかな・・・」とか、自分の復習になります。そして、一本橋に入った時に「イチ、二、サン・・・あ~(早くおわっちゃった)」とカウントしてしまうクセがつきました。
終了証をもらって、本試験の時に持参
そして安全運転講習会は終了。最後に証明書をもらえますので、これは本試験の時に持っていくことになります。
私は受講したときは講習会の費用は18,000円で決して安くはないですが、私はこの講習会を受けなかったら絶対に技能試験で合格はしなかったと思います。非常に良かったです。
今回は以上です。
そして最終話へ・・・