岩をロープで降りていく絶壁トレイル・ペインテッド・キャニオン ハシゴ編 | カリフォルニアのトレッキング
最近の記事は絶壁トレイルが続いていますが、今回は絶壁シリーズ第3弾。今まで行脚してきたトレイルの中でトップクラスで面白く、疲れました。ここはペインテッド・キャニオンという名称でロサンゼルスから東に約300kmのメッカという町にあります。
場所:南カリフォルニア、メッカ、ペインテッド・キャニオン
距離:今回のルートは1周約7kmくらい。
通行:徒歩
駐車場:トレイルヘッドに20台くらい駐車可能。無料。(2019年2月時点)
地元で人気のペインテッドキャニオン、しかしトレイルヘッドに到着できるか
このペインテッド・キャニオンというのは、どうやら地元で人気らしいのですが、とにかく最新の情報が少なく、トレイルヘッドまでに向かうオフロードが大雨のせいで閉鎖されているだとか、道すら無いとか、砂が深くて普通の車が途中でスタックしているとか、ネットでいろんなことが書かれていました。いったい何を信用してよいのかわからなかったのですが、行くだけ行ってみるか、ということで出発。
スバルの某AWDの車で行ったのですが、念のためにスタックしたときにためにタイヤの下に突っ込む段ボールみたいなやつを積んでいきましたが、そんなものは役に立たないだろうな~。
さて、メッカに到着して問題のオフロードに入っていきます。まずは平坦な道を進んでいきます。大雨の影響か、時々ボコッと地面がえぐれているところがあるので、確かに車高の低い車はきついかも。
道なりにすすむと山が見えてくる。この辺はまだ問題なく走っていけました。
谷間に入っていくと砂が深くなってきました。変にブレーキを踏むとスタックしそうです。路面を選びながらトロトロ~と進んでいきます。
しばらく進んでトレイルヘッドに到着。普通の車もたどり着いているようなので、まあ無理は道ではないのでしょう。(いざという時のために、車高の高い四輪駆動車の仲間と来ているかもしれませんが・・・)ジープタイプまでは必要ないですが、4輪駆動の車高の高い車であれば大丈夫そうでした。
岩壁に囲まれたトレイルヘッド、インパクトあり
さて、ここはトレイルの途中でロープで登ったり降りたりするのが特徴なようですが、それが本当に登りなのか、下りなのか、どの辺りでそれが出てくるのかネットの情報ではさっぱりわからない。しかも右回り・左回りのルートがあるようで、どっちでも良いようなことがネットで書かれていますが、その差もよく分からない。
選ぶ方向によって、ロープを使う場所が変わってくるのだろうな~とは思うのですが、よく分からないので何となく右回りで行こうと進んだところ、右回りルートの入り口が分からず結局左回りルートを進んでいたようです。
すごい絶壁が続きます。上からサンドピープルに狙われているかもしれません。オビワン(いや、この時はベン)ケノービが助けてくれるとも限らないので、注意して進みましょう(笑)。
アドベンチャー感が増すハシゴ
2連続のハシゴが現れました。メインテナンスされているのか少し心配ですが、体格の良い人たちも普通に使っているので大丈夫そうです。 どいうわけかハシゴがやけに濡れているので滑らないように要注意です。
二つ目のハシゴです。それにしても、これは行政のものか、誰かの寄付かな?
ハシゴを上るとまたトレイルが続きます。
絶壁の下がえぐれているところがありました。昔は水流があったんでしょうね。
壮大な景色に圧倒されます
道が開けていきます。壮大ですね。
ここで分岐点が現れました。右方向から戻ってくる人もいたりしてどっちに進むか悩みましたが、GPS的にはたぶん左方向です。
左方向に進むとご丁寧にサインがありました。なんかうれしいねですね。
不思議な岩壁です。たぶん下半分はココアかチョコレートの生地でできているんでしょう。腹減った。
岩壁が終了し、GPSを見ると折り返し地点っぽい位置に来たようです。左に丘を登っていくルートが見えてきました。
いよいよ折り返し地点っぽいです
ここから丘の上に登っていきます。
結構長くなってきたので、今回はこの辺で終了です。ここまでで大体4km半位歩いてきたようです。前半はすごい岩壁が続き、楽しい歩行でした。
いったいいつになったらロープのエリアが出てくるのか、登るのか下るのか、そのロープはまだ頑丈なのか、高齢の人も歩いたりしているのですが、その人たちはロープエリアを通過してきているのか、さっぱり分からないまま進んできました。
そしていよいよロープ編に続きます。
トレイルのルールとマナーを守って皆で安全に楽しみましょう。