サウス・レイク・タホでスノートレッキング、なぜか空気が甘い? | カリフォルニアのトレッキング
サンフランシスコから北東に300kmくらいのところにレイクタホという湖があります。無茶苦茶デカい湖で、面積は490平行キロメートルもあり、また湖面が標高1900mにあるという高山湖です。周囲のスキーリゾートや夏の避暑地として有名です。チョットだけ寄る時間が出来たので、評判の良いチョットだけのトレイルに行ってみました。
場所:ネバダ、サウスレイクタホ、キャッスルロック
距離:不明、たぶん片道1km半位
駐車場:駐車場があるのかないのか分からないが、路駐禁止ではないところに停める。
通行:徒歩
(2019年4月時点の情報)
レイクタホの春
春になり少し雪がとけ始めてきているようですが、ところどころにこのように除雪のあとのようなものがあります。雪やら何やらで、どこがトレイルの出発点であるかさっぱりわからず、とにかくこの辺だろうという住宅地の脇の空き地から入っていきます。どこかの家の庭ではないことに注意しながら・・・
まだ残雪がある
雪ですね・・・。普通のトレッキングシューズしか持ってこなかったのですが、とにかく行ってみます。いきなり雪の中にズボッと足がハマりそうだったので、トレッキングポールを使い始めます。それにしてもどこがトレイルなのか分からない。GPSは持っているものの、そこまで精度がよい地図ではなかったので、足跡を探していきます。
何となくトレイルっぽい道が出てきて少し安心しました。GPSでもよさそうな方向を指しているので大丈夫そうです。鳥のさえずりが素晴らしく、なぜか空気が柔らかく甘く感じるのは私だけでしょうか。
トレイルがしっかりと見えてきました。ところでレイクタホは普通にクマが出るようです。ここは住宅地の近くではありますが、歩き始めてから人間は一人も見ていません。鈴をつけて歩いてはいますが、念のため熊よけスプレーもすぐに出せるように準備をしておきました。
道しるべが出ています。この方向で正しいようです。
雪の足跡を頼りに・・・
トレイルから少し外れた方向に岩が見えてきました。たくさんの足跡が向かっているので、あちらの方向がキャッスルロックっぽいですね。
時々ズボッと雪にハマりながら近づいてきました。
キャッスルロックに到着っぽい
岩に到着したところ、もう少し離れた場所にさらに茶色と灰色のデカい岩が二つ並んでいるのが見えました。たぶんあっちがキャッスルロックだろう、ということで向かいます。岩の下あたりの雪が深そうですね。
茶色いっぽい方の岩にたどり着き、よじ登ってみたら、遠くにサウスレイクタホの街が見えました。大きな建造物はカジノホテルっぽいですね。ロッククライミングができないので、右側の岩壁は登れず、この辺が限界です・・・。
さらに灰色っぽい大きな岩の周囲を歩いてみたら、サウスレイクタホが見えました。すごい景色ですね。話によれば、レイクタホは干ばつのせいでしばらくは水位が減っていたそうなのですが、最近の雨で水位が戻ってきているようです。
このあたりで標高2300mくらいらしいです。ここは景色はさることながら、今まで歩いてきた他のどこのトレイルよりも空気の柔らかさと甘さを感じました。高い山の森林というのはこんな感じなのでしょうか?
トレッキングシューズもずぶ濡れになりましたが、普段はほとんど雪が降らない場所で歩くので、わざわざスノーシューを買う必要はないかな。
今回は以上です。トレイルのルールとマナーを守って皆で安全に楽しみましょう。