オフロード銀座じゃねーの?オコティージョ・ウェル | カリフォルニアのオフロード
ロサンゼルスから南東に約300km、サンディエゴからは北東に160kmくらいにアンザボレゴという超有名国立公園があるのですが、その近くのオフロード専用エリア(State Vehicular Recreation Area)であるオコティージョ・ウェル (Ocotillo Well SVRA)に行ってきました。超でっかいオフロードエリアで、そのメイントレイルはモトクロス、4輪バギー、サンドバギーがひっきりなしに行き来する、やや古めの表現で言えばズバリ、オフロード銀座。
場所:南カリフォルニア、アンザボレゴ近郊、オコティージョ・ウェル
面積:85,000エーカー(340平方km)
通行可:OHV、公道を走れる4駆車など
駐車場:そこら中に通行の邪魔にならない場所に停めれるが(無料)、駐車場っぽい所に停めておく方が無難。キャンプ場は予約が必要かな?
(2019年2月時点)
オフロードのメッカ、オコティージョ・ウェルズ
上記地図では、シェルリーフ・エキスブレス・ウェイという主要オフロード・ルートを書いています。もちろん走れるところはそこに限らないのですが、今回はこの道を掲載します。では、ハイウェイ78からの南側入り口。早速ダートロードになります。
入ったらすぐにレンジャーステーションがあります。この辺りでバイクと停めて準備していたらレンジャーが近寄ってきて、「迷子になってもらいたくないから地図を持っていけ」と地図を手渡されました。
すぐ近くに子供用の4輪バギー練習場がありました。看板にはズバリ「Don't die in the desert!」 。ここではオフロードが身近なレジャーなんでしょうね。
早速進みます。この辺りはキャンプ場も左右にあって、モーターハウスなども点在していました。とにかく砂が深くて走りにくい。
様々なオフロード車、バギー、バイクがバンバン走る
サンドバギーがバィ~んって走っていきます。
途中の広場。名前があったけど忘れました。この広場には砂の山があって、これは超モノホンの砂山。軽い気持ちで突っ込んでいって完全にスタックしました。もうアリジゴクのようで脱出に15分以上格闘。もう二度としないと反省して先に進むとします。
そしてここからがずーっと砂漠の道。遠くからたくさんのエグゾースト音が聞こえてきていますが、もう広すぎて先の方向が分からない。
シェルリーフ・エキスプレス・ウェイを進んでいきます。途中でたくさんのバイクや4輪バギーとすれ違う。後からもう1台来てるよ~と合図してくれています。こちらは手を放す余裕なし。
シェルリーフが近づいてきました。続々とバギーやモトクロスが集まってきています。
シェルリーフに到着。結構モトクロスがいます。とにかく広大なエリアであちらこちらに走っていました。
シェルリーフの景色はこんな感じ。
さて、シェルリーフからさらに進むとずーっと砂漠の道。タランチュラ・ウォッシュというエリアにきた。しかし、このあたりは他の人と全然会わないが、大丈夫か・・・。
とにかく進んだら、見えるのはやっぱり砂漠の地平線。地図をもらっても結局どこを走っているのか、いまいち自信がもてない。スタートから20km~30kmくらい走っただろうか。これ以上走って、帰りに砂漠の真ん中でガソリンが無くなったらシャレにならないので、このあたりで引き返すことに。
シェルリーフに戻ってきたら、空がスカッと晴れて景色はこんな感じに。山のてっぺんまでモトクロスで登っている人もいましたが、私はさすがに山のてっぺんに行く勇気はなかった。みんな無茶苦茶上手い。
シェルリーフの周囲をウロウロしました。この山の裏側も走れます。カーブにバンクがかかっているところもあって、個人的には楽しかった。時間切れでこれで帰路に。
オコティージョウェルスはとにかく広大。少しメインのトレイルを外れると一切人間を見なく、何かあっても簡単にレスキューなんかも期待できない。ガソリンのポリタンクを積んで走っているバイクやバギーを見るが、そりゃそうだなと納得がいく。
レンタルバギーなども行っている店もあり、旅行者でも利用できるかもしれないので、興味のあるかたは調べてみて下さい。
トレイルのルールとマナーを守って、皆で安全に楽しみましょう。