巨大ビーチでの4輪バギー。オセアノ・デューン | カリフォルニアのオフロード
ロサンゼルスから北西に約300kmくらいのところに、ビーチをオフロード車で走れるところがあるとのことで行ってきました。 たぶんバイクを持って行っても普通のタイヤでは深い砂地はマトモに走れそうにもないので、今回は現地で4輪バギーを借りました。
場所:南カリフォルニア、オセアノ
距離:不明、むちゃくちゃデカいが所々走行規制あり。
駐車場:ビーチ以外は駐車場が少ない。路駐禁止の場所も多いので注意。
(2019年4月時点の情報)
サンドバギーだらけな小ぢんまりとした街
さて、オセアノに到着。道の両脇にはバギーレンタル屋が複数ある。先に見えるのはビーチのオフロードエリアの入り口ゲート。自前の車で入る人はここでお金払って入るんでしょうね。ゲート脇に20台くらい停められる駐車場があるのだが、非常に混んでいてとても停められそうにない。なので少し離れた場所の駐車場に車を停めて歩いてきた。
事前に4輪バギーレンタル屋で予約をしていたので、その店に向かう。店内はごった返していたので、予約時間より早めに到着していたほうが無難そう。
乗馬が似合うビーチ
レンタル屋で手続きしたら、迎えのバスをビーチで待ってろ、とのこと。「え?バス?ここから借りれないの?」と不思議に思ったが、まあいいや。そしてビーチで待つことに。乗馬とジープが絵になる。
たくさんのバスが行き来をしていたが、どのバスかさっぱりわからない。あのバスでいいのかな~、と不安になって運転手に聞くと「恥ずかしがらずに乗った乗った」と言われた。「いやそうじゃなくて・・・まあいいや」ということで乗り込む。
バスの中には地元の家族連れが多く、たった一人で来ている日本人中年オヤジは若干肩身が狭い。まあいいや。バスはゆっくり路面の固いところを走っていき、時々こんな光景が見える。
着いてみたらとんでもない光景。まさにバギーの聖地か
出発地点に到着。バスを降りるとサンドバギーや4輪バギーがたくさん置いてある。タミヤのラジコンのホーネットやグラスホッパー世代なので実物大がたくさんあって最高に楽しい。しかしサンドバギーはレンタル料が高いくせにネット上の口コミではあまり評判は良くない模様。なので4輪バギーにした。でも今から考えると、サンドバギーにしておけばよかったかな・・・。
ビーチには掘っ立て小屋やトレーラーハウスがあって、そこで再度手続きを行う。その後、ギッチリと4輪バギーが並んでいるところに移動し、係のお兄さんから「これに乗っていけ」と言われたバギーに乗って出発。なんだ選べねえのかよと思ったが、まあいいか。借りたのはホンダの250ccの4輪バギー。
ところで、どうやらルール上、波打ち際を走っちゃダメらしい。危険なのか、バギーが塩水で痛むのかわからないが、波打ち際を走ってみたかった私としては少し残念だが、ルールだから仕方ない。
延々と続く砂漠
しばらく走るとスゴイ砂漠エリアに入ってきた。バギーはサスが固くて無茶苦茶乗りにくい。4輪バギーってこんなものなのか?ギアは3速くらいあるが、あまりスピードは出ない。しかしスピードを出しすぎるとサスが固いので放り出されそうになるので、逆にこれくらいがちょうどいいのかな。 でも馬力とタイヤのグリップが不足してそうで深い穴に入ってしまうと出てこれなさそうなので、できるだけ避けて走る。
窪みに入ったら戻ってこれなさそう
4輪バギーだからと言ってコケないわけではない。窪みに斜めに入って横転しそうになり、足を地面についたが、ブーツをはいていたからまあ大丈夫だった。体重移動という感覚がバイクとは違うので結構こわい。なるほどこれが4輪のオフロードか~。ひっくり返ったら起こすのも面倒だろう。そんなこともあるのか、注意しなさいよ、という看板もある。
左側にくぼんだ所があるので、たぶんこの赤い目印の間を走りなさい、ということでしょう。
ずーっと走ると、行き止まりっぽいところに到着。ここから引き返す。
しばらく砂漠をぐるぐると走ってスタート地点に帰り、レンタル終了。レンタル時間は2時間だが、自分にはちょうど良かったと思う。ここから帰りのバスに乗って帰る。
そんなわけで、とにかくすごいエリアでした。いつかはオートバイに砂漠専用のタイヤを履かせて走ってみたいところです。
もし興味のある方は下記をおすすめします。
- バギー屋は混んでいるので、事前にバギーを予約すると手続きが早い
- 駐車場探しに苦労するので、なるべく早めに到着してチェックインしておく
- 自分のオートバイ用のヘルメットがあれば持っていく、
- しっかりとした靴(ブーツ)を履いていくこと
- 水を持っていく
今回は以上です。